なばたけ農場

なばたけ通信

2012/08/25

●白山登山

息子3人(小5、小3、小1)と友人の稲葉さん、友人のメイ(タイ人)と白山に登る。子供たちにとっては昨年にひきつづき2回目の白山。別当出合を7時半に出発。平日とあって夏休みのわりに登山客も少なく、快調に進む。10時に甚之助小屋に到着。持参のおにぎりを食べ再出発。今夜宿泊予定の南竜山荘には数回の休憩をはさみ11時半に無事たどり着く。近くの川で遊んでいるうちに4時になり翌朝の早出にそなえ、早めの夕飯の準備にとりかかる。持参のお米を炊飯器にセットし、レトルトカレーをあたため、ビールで一日の疲れを吹き飛ばす。夕焼けに染まる別山を仰ぎながら至福のひと時。夜になると頭上に満天の星空。おもわず、手でつかみかける。
翌朝は4時に起床。普段の寝起きの悪さがうそのような、子供たちのきびきびとした動きにあぜん。南竜荘からエコーライン経由で室堂に。カップラーメンとコーヒーをすきっ腹にかっこみ山頂にむけ出発。このあたりから玲二郎(二男)がバテ気味。なだめたり、けつをたたいたりしながら、なんとか頂上にたどりつく。“霊峰白山御前峰 二七〇二米”の石碑が建っている。通常、白山と呼ばれているのは“御前峰”,“剣ヶ峰”,“大汝峰”の三つの峰のことである。快晴の下眼下には白山連峰がひろがる。なばたけの米作りにかくことのできない水もこのどこかを源にしてるかと思うと感慨深い。
帰りはトンビ岩コースを使い南竜山荘にもどり、部屋をかたずけ荷物をまとめ、砂防新道別当出合へともどる。弁当やお菓子を食べて荷物が減るかと思いきや、山小屋で買ったビールの空き缶、空きペットボトル、お菓子のクズなどの分、逆にふえている。自分で出したごみは自分で持ち帰るのが原則だから当然のことであるが、いかに多くのごみを日々の生活で出しているかを痛感する。
子供たちにとってもたかだか一泊二日のことであるが和式のトイレ(ウジ虫つき)や、限られた食事など、不便さをわずかなりとも体験し貴重な経験になったと思う。

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