なばたけ農場

なばたけ通信

2015/04/ 2

●種蒔き

米作りの場合、一口に種蒔きと言っても、そのまま蒔く訳ではない。
塩水を使い種籾を比重の違いで良い種と駄目な種とを選別する。
これが最初の工程。
次に選別した良い種を食酢を混ぜた水に一晩浸けて消毒する。
その後、種籾が吸水して芽が出る様に、鳩の胸の様に膨らむまで水に浸ける。
充分に吸水する迄に約10日かかる。
そうして充分に膨らんだ種籾を水温27℃に設定した水に24時間浸け、
芽を出すように促す。
芽が少し出てきたら、ぬるま湯から上げて
ようやく種蒔きが出来る状態となる。
種蒔きが出来る迄に要する時間は都合2週間。

そして種蒔き作業。
機械のおかげで200枚程の苗箱を一人で蒔いても
約1時間程で終える。


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