なばたけ農場

なばたけ通信

2013/04/16

●種籾選別

本日種子籾の選別を行ない本格的に米作り開始。水に食塩を溶かし選別をするための塩水を作る。その中に種子籾を入れ沈んだ籾だけを種子として残し、浮いた籾は廃棄する。60リットルの水に塩を約13kg溶かして食塩水を作る。溶かすのも一苦労だ。
食塩水に種子籾を入れると1/4程も浮いてくる。沈んでいるのは充実している種子の証拠。良い種子を蒔くのが米作りの、特に有機稲作の基本となる。浮いた籾は種子としては使えないが、我が家では家畜の餌にする。こうすれば浮いた籾がどんどんでようがもったいなくない。これからは種子籾を水の中に1週間程入れて水を含ませ芽を出すように促し、種蒔きとなる。
苗の出来がその後の稲の生育に大きく影響するため、苗作りは最も気の張る作業となる。この間、僕の全神経は苗に向かっていると言っても過言ではない。

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