なばたけ農場

なばたけ通信

2013/04/24

●生き物が集う田んぼにむけて

いよいよ田んぼに水を入れ、代かき作業に入る。代かきとは水の入った田んぼを耕耘して土を泥状にする作業である。目的は田んぼを均平にする、漏水をなくす、田植えをしやすくすること。そして、僕たち有機稲作農家にとってはより大事な目的がある。それは雑草の防除。田植え前に意図的に雑草を生やし、それを代かき作業で田んぼに練り込むことで雑草の少ない田んぼにしようという考えである。今回の代掻きはその第一段階。五月下旬からの田植えの一月前に代掻きをして、その間に雑草を生えるのを待とうという訳。
田んぼに水を早くからいれることは田んぼに生き物達を呼び寄せることにもなる。

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