2012/12/24
●手打ち蕎麦にむけ
長くお米を届けている方から石臼を頂いた。しかもモーターがついた電動式石臼である。玄そばを石臼にかけ自家製粉し蕎麦打ちをされてきたが、お年を召されて蕎麦打ちをすることもないからということで石臼から生地を伸ばす台、篩、伸ばし棒、蕎麦切り包丁など蕎麦打ち道具一式を頂いた。
僕の蕎麦打ち経験はというと、地区のお祭りで振る舞う蕎麦をベテランの方から手ほどきを受けながら数回 打ったことがあるのみである。繫ぎに2割程の小麦粉を入れた所謂“二八蕎麦”であった。石臼を頂いた坂野さんは繋ぎに山芋を擦って入れていたそうだ。蕎麦打ち名人ならいざ知らず、小麦粉とは違いこねても粘りがでないそば粉には繋ぎが必要となる。とは言え手際の悪さは致命的で所謂“蕎麦が風邪を引く”ということになる。切れ切れの蕎麦になるということ。