2013/03/16
●リベンジ
16,17日の味噌作りの催しのお茶にと昨日石窯パンを焼く。石窯でパンを焼くポイントは、生地の発酵状態と窯の温度を合わせなければならないこと。充分に発酵しても窯の温度が足りないとか、逆に窯の温度が上がっても発酵が途中だと時間や蒔きが無駄になる。蒔きの種類や季節などにも影響されるが、僕のコンディションが一番大きい。というのもパンを焼く時は大概農作業も並行して行っているためタイミングを外すことがまま有る。
そして昨日は発酵及び窯の温度ともにスムーズにすすみ、生地を窯にいれたところまでは良かった。問題は出すタイミングだった。ちょっと約2分遅れて窯の前に立つと煙が立っていて、香ばしいというより焦げた匂い。慌てて扉を開けると案の定黒焦げになった物体が。そのままにもしておけず窯から出すが、こんな作業ほど悲しいことはない。粉をふるって生地をこねて発酵、窯に火をいれ待つこと4時間。労力、時間、材料、そしてなにより味噌会の参加者にという僕の想いも何もかも無駄になってしまった気分。
それでも気を取り直し、今日パンを焼く。昨日のことの失敗の原因を探し慎重に焼いたおかげで無事リベンジ果たす。