来る11月24日なばたけ農場の収穫祭を開催します。わずかな時間でも農場に足を運んでいただいて、私たちの農業への思いや大切にしていること、そして何より農業を楽しんでいることを感じてもらいたいという想いから始めて今回で六回目。

毎年恒例の餅つき、赤澤さん夫妻特製合鴨汁、石窯ピザ、そして“あじき堂”さんによる手打ち蕎麦を用意してお待ちしております。もちろん我が母君によるなばたけ農場産の野菜をふんだんに使った田舎料理もございます。

そして今回は“山仕事のプロ” 稲葉さんをゲストにお招きして山や林業の話をして頂き、普段馴染みのない世界にふれてもらおうと企画中です。平野のど真ん中で生まれ育った私には山のある暮らし、あるいは林業は無縁の存在でしたが、農家研修として和歌山県那智勝浦町の色川地区という紀伊山地の山奥で半年ほど過ごし、炭焼きをしたり、石窯パンや薪風呂用に薪の調達にと山に入ることがありました。下草が刈られ、枝打ちがされているなど手の行き届いた山ももちろんあれば、全く手入れがされず荒れてしまった山も多く見られました。過疎化や高齢化、あるいは材木の低価格化、ライフスタイルの変化に伴い炭を使わなくなったことなどが原因です。今では林業に抱くイメージは“危険な作業、しかも儲からない” など、たいていネガティブなものでしょう。

そうした中、稲葉さんは30代で林業に入り20年程山仕事に携わってきました。言葉の端々に、そして一つ一つの仕草に山仕事が本当に好きなんだなーと感じる人です。一昨年家の杉の伐採をお願いした時は足に20cm程の爪を付け、ワイヤーを巧みに使い軽々と木に登っていき、チェーンソーを使いこなす様に圧倒されました。本人を目の前にしては決して言いませんがかっこ良かったです。そんな稲葉さんの山や林業への想い、日々感じていることを聴いて頂きたいと思います。

第六回なばたけ農場収穫祭

日時:11月24日(土)
　　場所:なばたけ農場

　　　　　　11:00　集合!
　　　　　　14:00　稲葉充利さんの「山と森のお話会」
　　　　　　15:00　解散。

◇参加費◇　
　　・大人　　　￥2000
　　・小学生以上￥800（保護者の同伴願います）
　　・三才以上　　\500

※参加希望の方は、11月20日(火)　　までにお知らせください※
　

なばたけでお待ちしています!!!