なばたけ農場

なばたけ通信

2013/02/ 3

●カムサハムニダ

林さんから誘われ昨年の春からハングル語教室に通い始めた。韓流には全く興味はなかったが二時間で千円というお手頃な授業料に魅かれた。先生はキムさんとピョさん。韓国のカンヌン大学から福井県立大学に交換留学で来ている現役女子大生。一年の努力のおかげで今まで記号にしか見えなかったハングル文字が文字に見えるようになった。読解はまだしも問題はヒアリングとスピーキング。なにしろ発音が難しい。母音の少ない日本語で甘やかされて育ったわたしたちにとって、母音が多いだけでも大変だが、さらに日本語にはない子音で終わるパッチムという音までありお手上げとなる。ただ面白いのは日本語と文法がほぼ同じらしいこと、似た言葉があること。ルーツは一緒ではないか、というより古代朝鮮からの渡来人がもたらした言葉が日本語の原型となったのではないかとさえ思われる。これまで韓国に関する知識は日本史で習う範囲でしかなかったが、日本との類似点がありそうで興味がそそられる。もっとも国民性は全く違うらしいが。なにしろイタリアに例えられるぐらいだから。それにしても福井弁と韓国語のイントネーションのなんと似ていることか。
二人は約一年の留学を終え、間もなく韓国へ帰る。できれば今年の秋、二人に会いに初韓国といきたいものだ。でも時間がとれるのは冬だな~、冬の韓国は寒そうだし、三月なら行けそうかな?
とにかく一年間お世話になりました。

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