2013/02/10
●味噌仕込み
寒の時期と言えば味噌仕込み。福井の味噌は米味噌で材料は米、大豆、塩。僕たちは米、大豆の生産者であるから味噌作りの材料にことかくことはない。麹は近くの麹屋さんで私たちのお米を持ち込んで加工してもらう。麹作りに大事なのは温度と湿度。麹菌が働きやすい環境を整えなければいけないが、その為には発酵器を必要とする。以前は農協で借りてきて麹を作ったが、麹屋さんとの出会いがあって今はお願いしている。“餅は餅屋”である。
麹作りをお願いしてしまえば味噌仕込みも大変なことではない。大豆を煮、つぶし、糀や塩と混ぜ、甕に詰めたりと一日程の工程である。たったこれだけの作業で一年分の味噌が出来てしまうのは実に素晴らしい。しかも安心、安全そして美味しい味噌が。
3月、なばたけ農場で味噌仕込み会をします。事前に大豆を煮てもらい、当日は柔らかくなった大豆と味噌仕込みようの容器を持って集合。豆をつぶすのは、なばたけ農場の機械を使ってするためとても楽に出来ます。作業のあとには僕の焼いた石窯パンでお茶をしながら意見交換。もちろん小さいお子さん連れでも結構です。ふるってご参加ください。